だって僕は今ここで
たった一人で遠吠えをする。
おなじことの繰り返し。
何年も何年も
おなじことの空回り。
いつの日か
世界に怒りを覚えてしまった。
社会に憤りを感じてしまった。
燃える季節と火花の惑星
色とりどりの風は
透き通る眼差しを駆け抜け
光のごとく
稲妻のごとく
紺色の夜に降り注ぐ
歴史は繰り返し
伝説は空回る
何度も何度も
ぐるぐる輪を描く
何度も何度も
わからなくなるまで
朝が来る
夜明けが近い
日の出が見える
愛はどこに
僕は七色の肌を持ち
竜のような速さで
ただゆっくりと大草原を眺めながら
真冬の静けさと
朝露の涙の湖の中を
鉄道のごとく走りぬける
革命は愛であり
愛は革命である
命は一片の花びらで
それを咲かすのは
大地の底の底から汲み取った
新鮮な水と
愛しい友人の吐息である
今日も明日も
おなじことの繰り返し
今日も明日も
世界と人類に憤り
今日も明日も
切に人生が愛おしい
歯車が回る
今日も明日も
ただただ
ただただ
一人じゃないと言ってほしい。
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